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by popo.chibikichi
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第二次世界大戦

私が戦争映画に興味を持つようになったきっかけは「プライベートライアン」
もともとナチスをテーマにした映画は好きでよく観ていたけれど
バンド・オブ・ブラザーズ以降、ナチス対連合軍のヨーロッパ戦線ものにはまり
映画だけでなくてドキュメンタリーもたくさんみた。

日本の戦争映画には殆ど興味がなかった。
戦場のメリークリスマス以外は。
でも、ドキュメンタリーは面白い。
日本人として、「物語」よりも「事実」のほうが心に響くような気がする。

夏にうじきつよしと父親(元将校)が捕虜となった地を旅するドキュメンタリーを観た。
彼は父親をなじる。
戦争は悪い、絶対してはいけない、謝罪をしろ等々。

それをみて、とても嫌な気持ちになった。何故だろう?

うじきつよしの意見は正しい。誰もがそう思っていることだ。
たぶん
私が感じた違和感は、彼が完全な正義の人になっていたからだと思う。

少し前に観た爆笑問題の番組では
もしかすると自分も、あの時代ああいう雰囲気の中にいたら
戦争に突き進んでしまったかもしれない
今後、もしかすると自分が当事者となったとき
完全なる正義が覆るかもしれない。

そういうところを封印せず、ちゃんと光を当てて目を逸らさず
戦争を考え語ろうというメッセージがあった。
うじきつよしとの違いはここだった。

正義が悪を斬るのは、ドラマや映画なら
わかりやすくスカッとするものだけれど
現実はどうだろう。。。
by ochichiro | 2009-12-10 20:12