瀬戸内少年野球団
2008年 10月 21日
夏目雅子と少年たちの野球物語だと思っていた。
確かに、物語の後半はそのような展開。
舞台は戦後.
でも戦争映画だなと思いました。
ムメの父(伊丹十三)は海軍の総督。
戦犯で裁かれるまで、かつての部下を頼り
娘と共に充実した日々を過ごすために島にやってきた。
結局シンガポールでB級戦犯として処刑されてしまう。
大人のヒロインが夏目雅子で
子供のヒロインがこの少女かな。
しかしまあ、なんという豪華キャスト。
夏目雅子、郷ひろみ、渡辺謙、岩下志麻、伊丹十三、ちあきなおみ
郷ひろみのまつば杖および足を引きずる演技がいまひとつ。
でも、当時の人気で抜擢されたのかしら。
それを除けば(笑
思った以上にとても良い作品でした。
阿久悠原作。
一番の見所はやはり夏目雅子の極上の美といえましょう。
陶器のような白い肌、大きく透き通った瞳
人形のようにきりりと品のある顔立ち。
野球を教える時のぎこちない動きが
演技でも素でも可愛らしい。
改めて彼女の素晴らしさを実感した作品でした。
私の中で日本を代表する女優さんは
原節子と夏目雅子かな。
by ochichiro
| 2008-10-21 00:07
| 映画・ドラマ